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Joel's Stop Smoking Library

決してその一服を吸わないで - Never Take Another Puff




喫煙が持つ医学的な意味




私たちの禁煙プログラムに参加する人の中には本当に禁煙したいのかどうか決めかねている人がいる。またある人は禁煙する必然的な理由が思いつかないとさえ言う。実際には禁煙には沢山の必然的な理由がある。最も重要な理由は喫煙による健康被害を避けることである。

世界中では今年四百万人を超える人が喫煙により死亡するし、アメリカでは44万人以上が亡くなる。この数字は全ての事故、感染症、殺人、自殺、糖尿病、それに肝硬変合計の死者数よりも大きい。これは第二次世界大戦で死んだアメリカ人の合計よりも多い。

喫煙に最も深く関連している病気は肺がんです。100年前には肺がんはとてもまれな病気だったので医者が肺がんを見つければ医学雑誌に記事を書いたことでしょう。もっと最近の1930年でもほとんどの医者は原発性肺癌を見ることは決してありませんでした。50年前にはほとんど聞いたことの無いこの病気は現在では男性と女性のガンン死の筆頭になっています。肺がんはかっては圧倒的に男性に多い病気でした。1980年の半ばには乳がんを抜いて女性のガンン死の筆頭になりました。肺がんで亡くなる人の85%以上はただ喫煙さえしなければこの病気に罹らずにすんだのです。

肺に加えて、タバコが発ガン効果を促進する体の部位は、口、唇、舌、喉頭、咽頭、食道です。それに加えてタバコは腎臓、膀胱、脾臓、すい臓のガン生成を促進しています。

ほとんどの人は喫煙をガンに結び付けて考えますが、ガンで死ぬよりも多くの人が喫煙により起こす循環器系の病気で亡くなります。循環器系の病気の影響は急速で危険であります。ニコチンは刺激物で心拍と血圧を上げ、血管を収縮させます、そして一酸化炭素と共同してアテローム性動脈硬化性動脈瘤<疾患>を動脈の壁の中に生成します。こういう風に詰まってゆく状態が心臓や例えば脳のような他の部位あるいは抹消の血管を影響し壊疽や、手足の切断という結果になります。20万件以上の喫煙による死亡がニコチンと一酸化炭素の複次的な影響によるものといえます。

肺気腫や慢性気管支炎は喫煙により引き起こされる主要な病気である。肺気腫は肺がんに比べて死亡率は低いが患者はしばしば肺がん患者をうらやむ。肺がんの患者は普通診断から6ヶ月以内に死亡する。肺気腫の進んだ段階の患者は永久に障害が残るが、死ぬまでには何年もかかる。肺気腫の最後の段階は生き地獄である。一人の患者が宣言した「私が死ぬ時は健康に死ぬことができる」

何人かの喫煙者は禁煙する必要があるがどうか思いながら私たちのクリニックに来る。体調は万全だと主張する。病気のいかなる症状もまだ出ていない。彼らの医者も見たところ正常だと言う。残念なことに喫煙に起因する病気の最初の症状は突然死である。その時は喫煙をやめるかどうか考えるのには適した時ではない。喫煙しないことによるメリットを最大限に享受するために禁煙する最も良いタイミングはあなたがまだ生きていて比較的健康な時なのです。もし今タバコから遠ざかっているのならそれを続けてください。あなたが全てのタバコ病にかかるリスクは最後には非喫煙者のものと等しくなる。もちろん病気は起こりうるがずっと可能性が低くなる。もしタバコを吸っているのなら毎日さらに多くの組織を破壊しており、さらにダメージを広げており、刺激を毎日受けている。

体はひとつしかないし命もひとつだ。ある種のひとは自分の持ち時間を最大限に使う自由があると考える、食べて飲んで喫煙して楽しむ。これらの人々はある部分で正しい。人生をエンジョイし充実したものとするために何を選択するかを決めるのは自分であるべきだ。しかし長い不自由な時期を過ごし死んでゆくのは有効な時間の過ごし方とは言えない。ちっとも面白くない。これらの全てのリスクとタバコがもたらす一時的な快楽を比較検討して欲しい。長く生産的で幸せな人生を得る可能性を考えて欲しい。

ストレスが高まりタバコが吸いたくなった時一日だけ耐えてください。明日外出してタバコを買うことができるのです。外出して健康を買うことはできません。「人生の最も良いことは自由であることだ」と言われる理由もそこにあると思います。タバコから自由であるために…決してその一本を吸わないで。


翻訳:西田季彦

© Joel Spitzer 1996






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