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Joel's Stop Smoking Library

決してその一服を吸わないで - Never Take Another Puff




禁煙に挫折した人は幸運だ!




決してその一服を吸わないで! この文章は四つの平易な単語で成り立っているが元喫煙者達はこの最も重要なコンセプトの真の意味を理解することがとても難しい。彼らは一本のタバコを吸ってどういう反応があるのか悲劇的な試みをした不幸な喫煙者達である。一服したら二つの結果が起こりうる。最初に最もありそうなことだが元喫煙者は依存症になり、普通数日のあいだに昔のレベルの喫煙量に戻る。もうひとつの可能性は依存症にならない。長期的にはこのタイプの人が最大の被害者となる。

最初の一服で再度依存症になった人は貴重な教訓を得る。彼は自分自身の経験から一服でも吸えば前の喫煙量に直ちに戻ってしまうことを知っているから、もう一度禁煙すれば長期に渡る卒煙の可能性が高い。彼は一本のタバコを吸えないのではなく、ニコチン依存症だった頃の喫煙量を吸わないで済むという理解をしている。

その一方、一服吸ってもニコチンの虜にならなかった人は間違った自信を持ってしまう。彼はいつでも好きな時に一服しても、依存症にはならないと考える。短期間に、あちらで一服、こちらで一服こっそりと吸ううちに普通依存症になる。ある日彼も禁煙を試み実際成功する。彼は一週間、一ヶ月または何年か禁煙するかもしれない。彼の心の中ではいつでも 「どうしても吸いたいときには一服すればよい。前にもそうやっても直ちに依存症に戻ったわけでは無い。」 と感じている。ある日のこと、パーティーで、あるいはストレスがかかった時、あるいは単に退屈して、再び一服に火をつける。この時には彼は依存症になるかもしれないし、ならないかもしれない。しかし、確かなことは、同じことがまた起こるということだ。結局彼は依存症になってしまう。

この哀れな人は絶え間ない禁煙と喫煙再開の人生を送ることになる。一本吸って禁煙し、また吸って禁煙。喫煙を再開するたびにもう一度禁煙しなくてはならない。これが何を意味するか判りますが…二週間の離脱症状の過程を何度も何度も経験しなくてはならないのです。あなたは一度経験するのも大変でした。離脱症状を三回、四回あるいは更に多く経験するというのはどのようなものか想像してください。ある参加者はこれを三回繰り返しました、また別の人は9回繰り返しました。もし彼らが始めて一服した時に依存症になっていたら二度と同じことは起こらなかったかもしれません。

その一服を吸うことは勝ち目の無い状況です。強力で致死性の依存症に舞い戻る結果となることは疑いの余地がありません。タバコ依存症になる分岐点を充分に考察してください。健康被害、出費、社会的汚名、挫折感、そしてもう一度禁煙をトライする時の離脱症状の道程を繰り返す可能性。これらのことを心にとどめて、覚えておいて下さい…決してその一服を吸わないで!


翻訳:西田季彦

© Joel Spitzer 1984