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Joel's Stop Smoking Library

決してその一服を吸わないで - Never Take Another Puff




禁煙して100%快調だ




「タバコを吸わないことは最高に気分の良いものだ!」 元喫煙者が禁煙後この言葉を興奮気味に言うのをよく聞く。驚くべきは同じ人が喫煙していた時を思い起こすと、タバコを吸うことはなんら問題を生じていないとあからさまに宣言していた。彼は同じ年齢の人と同じく完全に正常に生活していた。どんな喫煙者にとっても喫煙がどれほど損傷を与えているかを正確に判断するのは不可能だ。そしてタバコをやめてやっと禁煙がもたらした改善を充分に認識するのである。

元喫煙者がタバコを止めとても快調だという言葉はとても誤解を招きやすい。禁煙は人を快調にはしない。禁煙は彼らを普通にしたのだ。一生の間一日としてタバコを口にしたことの無い人がある朝タバコを吸わないと決めたとする、前の日の朝に比べて快調でもなく不調でも無い。しかし、ある人が毎日朝起きてタバコを1本吸いその後寝るまでに、20本、40本、60本、それ以上吸っていたとする、彼はニコチン依存の効果を感じるだろう。彼は決して普通とは感じない。彼の生活は離脱症状により成り立っており、20分から30分の間に一本のタバコに火をつけることによってのみ苦しみが軽減される。

このようなインターバルでタバコを吸い離脱症状は最低限に保たれるがそれは代償を伴う。タバコは彼の呼吸や循環を損ない一酸化炭素のレベルを上げ、繊毛を根こそぎにし、力と耐久力を奪い、ガンのような致死性の病気に罹るリスクを大いに高める。これらは彼に年間数百ドルの出費を強い、彼を社会の中で追放されたように見せ、さらに友人や家族からも意思が弱く、知性が無いと見られる。一度禁煙をすれば彼が快調に感じるのは自然である。元喫煙者にとって、喫煙が自分をあれほどひどい状態に置いていたから、禁煙して快調だと感じるのだと理解することが大切だ。

なぜなら、喫煙者が一度禁煙すると元の生活がどんなに不愉快だったかをしばしば忘れるのである。彼はタバコのひどさ、せき、痛み、薄汚れた見かけ、不便さ、そして最も重要なのは依存症であったことを忘れる。彼は喫煙者として人生がいかなるものだったかの真の姿を忘れる。不幸にして彼は全てのことを忘れるわけではない。ひとつの考えがしばしば頭に浮かぶ、そして何年も時には何十年も続く … 今までの人生で最も良かったタバコのことを。それは20年前に彼が吸ったタバコかもしれない、しかしその一本が他のタバコの中で彼が覚えているものなのだ。タバコのある人生が本当はどんなものだったかの正確な見方が無いので、その最高のタバコの思い出がほんの一服をしてあの至福のときを再び取り戻したいと導く。その結果来るのは予想だにしなかった、より悪い完全な依存症への逆戻りなのだ。

タバコから遠ざかっていると、人は作られたマイナスのイメージで喫煙を見ている。彼らは喫煙がもたらすか、あるいはもたらさないかもしれない最悪の状態を頭に描いている。このようにタバコを見ないで下さい。しかし、同じ意味でタバコを肯定的な面だけで捉えることもしないで下さい。タバコは気が向いた時に一日一本か二本愉快に吸うものと考えないで下さい。あなたは過去にそんなことはできなかったし、そのようなことは将来も決してできません。そうではなく、喫煙を事実がそうであったままに見てください。タバコは毎日のことで高くつき、不便で、社会的に受け入れられないのです。タバコはあなたを完全に支配します。タバコはあなたに健康という代償を求めます、そしてある日あなたの命を奪う可能性を充分に持っています。タバコをありのままに見てください。もしあなたが喫煙者としての自分の人生を覚えているのなら、決してその一服を吸わないで! ということは簡単なことでしょう。



翻訳:西田季彦

© Joel Spitzer 1988







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