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Joel's Stop Smoking Library

決してその一服を吸わないで - Never Take Another Puff




「禁煙中こっそりタバコを吸うと
なぜそんなに厳しい態度を取るのだ?」




「減量クリニックで約束を破りデザートを食べたと告白すると、皆は拍手喝さいして頑張れと言ってくれる。禁煙についても同じようなサポートをしてくれればいいのに?」 最近、禁煙五日目でタバコを吸ったクリニック参加者の女性が私の熱意の無さを怒りながら攻撃した。

過食とか喫煙のような依存症行動を変えるには二つのハッキリ違う治療が必要だと説明した。ダイエットを 「誤魔化すこと」 は休日とかパーティーとか特別の状況では良くあることだが、依存症治療を誤魔化すことは完全に喫煙を再開することと同義である。一切れのケーキを食べても翌日に25キロの体重増加をしない。その一方で一本のタバコを吸うことは元喫煙者を直ちに喫煙に逆戻りさせる、そして普通数日か数週間で元の喫煙量に戻ってしまう。

多くのダイエットプログラムはつまづきを大目に見るかもしれないが、ヘロイン、アルコール、ニコチンなどの依存症治療は依存者がその薬物を一切摂取しないことを全面的に約束することを求める。成功を保証するためには完全な節制という単純なルールが必要で、ストレスや、体重増、パーティー、その他どんな理由であろうと一本のタバコを口にする人に私は拍手をしない。

喫煙再開はどんな理由であれ再開である。元喫煙者のゴールはニコチン依存症に戻ることを避けることである。一本のタバコを吸っても当然という状況に遭遇したら薬物中毒がどんなものだったかを思い返してください。

セキ、ぜーぜー、のどの痛み、息切れ。主治医による 「喫煙を止めないと…」 という絶え間ない脅し。息が臭くなり、服と髪が臭う。頭痛、消耗感、そして吸いすぎた時の惨めな気持ち。いつでも火の点いたタバコを家や会社に置き忘れたかもしれないと気に病むこと。タバコを切らしたと気づいた時のパニック。家族や友人の家でタバコを吸うときの歓迎されない雰囲気。タバコや焼け焦げのために買い換えなくてはならない服や家具に一年に何百ドル、何千ドルも使うこと。子どもや両親から禁煙するようにせがまれること。パーティーで自分がたった一人の喫煙者で、社会の不適合者のような思いを抱くこと。完全にタバコに支配されていること。ひどい様子ではないですか?

ですから、次にあなたがタバコを吸っても当然だと思ったら、結果に思いを馳せてください。誤魔化したり、うっかりしたり、試してみるということは無いのです。タバコを「一本だけ吸う」ということはありえないのです。あなたにある選択肢は禁煙に成功するか失敗するかの二つしかありません。完全に自由になるか完全に虜になるか。数秒のうちにあなたはあんなに惨めな存在に戻る欲求が無かったと判ります。もうひとつの障害を乗り越えたことを背中をたたいて称えたくなります。あなたはタバコなんか吸っていることはできないほど自分が好きだという思いに至ります。禁煙を続行するには単純なひとつに技術にかかっています…決してその一服を吸わないで!


翻訳:西田季彦

© Joel Spitzer 1984